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作業療法士の年収
ボリュームゾーンは300万円～400万円で
59％となっています。
公表されている年収は300万円未満で22％と約2割あり、
500万円以上は2％とほとんどないことが分かります。
2022年3月に厚生労働省が公表した賃金構造基本統計調査によると、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士を合算した平均年収は413.1万円となっています。公表されている年収のボリュームゾーンと比較すると少し高いことからも分かるように、事業所によっては転職時に交渉余地を残していることも少なくありません。
作業療法士の求人が多い都道府県
1位は東京都、
2位は大阪府、
3位は神奈川県という状況です。
人口が多い主要都市は、求人数も多くなっていますね。高度急性期医療を担っている病院や訪問看護ステーションなども、地方に比べて都心部は多数存在しています。作業療法士の方の活躍が多い精神科領域の施設である精神科専門病院や精神科クリニックも都心部の方が充実していますので、スキルアップや勉強のために転居される方もいらっしゃいます。
都心部での転職は求人数が多いことだけではなく、選択肢の幅が広がるメリットがあります。外部の研修や講習会なども、人が多く集まる都心部で開催されることが多いため、勉強をしたい方には都心部への転居や転職がおすすめです。
作業療法士で求人の数が多い施設
1位は介護保険関連施設、
2位は訪問看護・リハ、
3位は小児療育となっています。
介護施設や在宅領域が多くなっていることがデータから分かります。作業療法士の方が活躍する施設として、高齢化社会に伴い認知症デイケアや訪問リハビリが増えています。
また、児童発達領域でのサポートも需要が広がっており、求人数も年々増加しています。身体に寄り添うリハビリ、精神に寄り添うリハビリの両方にアプローチが出来る作業療法士は、病院などの医療機関から就労支援の領域まで幅広い領域での活躍が期待されています。
作業療法士の転職のポイント
作業療法士の活躍の場が、現在幅広い分野に広がっていることをご存知でしょうか？
かつては病院での勤務がメインではありましたが、現在は介護施設や在宅サポートにおける訪問リハビリなど様々な所で、作業療法士の方が活躍されています。近年では児童発達領域での作業療法士の活躍も目まぐるしく、運動療法を求めるお子さんやご家族の方からのニーズに応えようと放課後等デイサービスなどの施設が増えています。
作業療法士の方の中には、じっくりと一人一人に関わっていきたいという思いが強い方も多いでしょう。転職を考える際には、「自分自身がやりたいと思えるリハビリなのかどうか」また、「携わりたい領域の需要の大きさと将来性」を軸に考えてみることがおすすめです。
一人で考えていると行き詰ることがあるので、そんなときはキャリアパートナーにお気軽にご相談ください。現状のお悩みにしっかりと向き合い、サポートいたします。
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