理学療法士(PT)として働くためには、養成校や大学で専門知識を修得し、国家試験に合格する必要があります。国家試験は年に一度、2月下旬に実施され、第60回理学療法士国家試験は、2025年2月24日(月)・25日(火)に予定されています。
この記事では、試験概要、合格率、難易度、過去試験の傾向、試験対策方法、免許申請手続きなどについてもお伝えします。
目次
1.理学療法士(PT)になるまでの流れ
PTになるには、国家試験への合格が必要です。国家試験を受けるには、高校卒業後に大学や専門学校などの理学療法士養成施設で、3年以上のカリキュラムを修了し、卒業する必要があります。2024年12月時点で、全国には279校の養成施設があります。
(出典:日本理学療法士協会 養成校一覧)
理学療法士の国家試験を受けるためには?
前述のとおり、理学療法士国家試験を受験するには、高校卒業または高卒認定を取得後、文部科学大臣または厚生労働大臣が認定する養成校で3年以上学び、受験資格を得る必要があります。
海外の理学療法士養成校を卒業している場合や、海外で理学療法士の資格を取得している場合は、受験資格の認定を申請することで受験資格を取得することが可能です。
国家試験の内容については、次の章から詳しくお伝えします。
2. 第60回理学療法士国家試験の概要
この章では、第60回理学療法士国家試験の概要についてお伝えします。
試験日
・筆記試験:2025年(令和7年)2月24日(月)
・口述試験・実技試験:2025年(令和7年)2月25日(火) ※重度視力障がい者の方のみ
年1回、例年2月下旬に実施されます。
試験会場
・筆記試験:北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、福岡県、沖縄県
・口述試験・実技試験:東京都
全国8会場で実施され、PTの養成を行っている大学や専門学校が試験会場になることが多いです。
願書配布時期
2024年10月下旬以降
願書は各養成校での配布以外に、郵送や窓口(理学療法士国家試験運営本部事務所、臨時事務所、厚生労働省の受付窓口)にて請求可能。
願書提出期間
例年12月中旬から1月初旬まで。
第60回は、2024年12月16日(月)〜2025年1月6日(月)
受験料
1万100円
受験手数料に相当する金額の収入印紙を願書に貼り付けて支払いを行います。また、返信用封筒には574円分(定型郵便94円+一般書留480円)の郵便切手を貼る必要があります。収入印紙は郵便局やコンビニで購入できます。願書が受理された後は、受験を取りやめても受験料は返金されません。
合格発表
2025年(令和7年)3月21日(金)午後14時
例年3月下旬に行われ、厚生労働省HPの「資格・試験情報」に、受験地と受験番号が掲載されます。また、合格者には合格証書が郵送されます。
受験手続き
受験書類には、受験願書、写真、卒業見込証明書などが必要です。
- 受験願書
- 写真及び写真台紙
- 返信用封筒
- 修業証明書や卒業証明書、見込証明書(外国の理学療法士資格で受験の場合は、理学療法士国家試験受験資格認定書のコピー)
(出典:厚生労働省 理学療法士国家試験の施行)
理学療法士国家試験(2025年)の受験スケジュール
受験概要発表から合格発表までのスケジュールは以下のとおりです。
受験概要発表 | 9月上旬 |
各養成校に受験願書配布 | 10月下旬 |
願書受付期間 | 2024年12月16日(月)~2025年1月6日(月) |
受験票交付 | 2025年1月下旬 |
国家試験 | 2025年2月24日(月)、25日(火) |
合格発表 | 2025年3月21日(金)14時 |
3.理学療法士国家試験の試験時間・出題数・出題形式、配点・合格基準、試験委員
理学療法士国家試験の内容についてみていきましょう。
試験時間・出題数・出題形式
試験は午前と午後に分かれて実施され、試験時間は合計320分です。出題数は、午前に100問、午後に100問の計200問です。出題方式は、マークシートによる選択式の出題のみで、5つの選択肢から該当する1つまたは2つを選択します。
午前 | 午後 | |
出題数 | 100問(一般問題80問、実地問題20問) | 100問(一般問題80問、実地問題20問) |
試験時間 | 160分 | 160分 |
一般問題は1問1点(合計158点)、実地問題は1問3点(合計117点)で、特に実地問題の点数配分が高いため、十分な準備が必要です。試験対策については6章以降で解説します。
配点・合格基準
前回(第59回)試験の配点と合格基準は以下のとおりです。
一般問題を1問1点(159点満点)、実地問題を1問3点(120点満点)とし、次の得点を満たす。
・総得点:168点以上 / 279点
・実地問題:43点以上 / 120点
理学療法士の国家試験には、一定の点数以下では不合格となる「足切り」基準があります。第59回の場合、実地問題は43点未満、または一般問題と実地問題の合計点が168点未満の場合は不合格です。一般問題で高得点を取っていても、実地問題の点数が低いと足切りされてしまうため、実践的な知識をしっかり学んでおくことが重要です。
試験当日のスケジュール
理学療法士国家試験は例年、午前と午後の二部構成で実施されており、第60回試験も同様の構成になる可能性が高いです。
- 前回第59回の試験時間
午前の部(9時50分~12時30分、計2時間40分)
午後の部(14時20分~17時00分、計2時間40分)
試験委員
試験委員は、委員長1人、副委員長1人、委員35人で構成されています。詳細は厚生労働省のHPで確認できます。
第60回理学療法士国家試験 試験委員名簿
委員長 | 浅見豊子 |
副委員長 | 佐伯覚 |
委員 | 青木隆明、稲垣中、内山侑紀、大川浩子、大塚圭、大庭潤平、小口和代、角田亘、上村智子、北村匡大、木村雅彦、車谷洋、桑原由喜、齋藤淳一、境隆弘、清水忍、杉山暢宏、鈴木英樹、髙島千敬、中島ともみ、永田智子、西尾雅明、野口雅弘、服部憲明、林原千夏、原口健三、福山真樹、藤原清香、堀本ゆかり、松山清治、三上幸夫、美津島隆、向野雅彦、四本かやの、米津亮(五十音順) |
4.理学療法士国家試験-過去の合格基準と合格率の推移・難易度-
理学療法士国家試験の合格率は約80%で、90%を超える年もあります。2024年の試験では12,629人が受験し、11,282人が合格しました。合格率は89.3%でした。
理学療法士国家試験合格基準の推移
前述のとおり、理学療法士国家試験の合格基準は、一般問題と実地問題の総得点および実地問題の得点の2つの条件を満たす必要があります。一般問題(1問1点、160点満点)と実地問題(1問3点、120点満点)で合計280点満点中、総得点60%以上、かつ実地問題で35%以上の得点が求められます(2024年の一般問題は159点満点)。採点除外の影響で毎年若干の変動がありますが、第59回までの合格基準に大きな変化はありません。
(出典:厚生労働省|理学療法士国家試験及び作業療法士国家試験の合格発表について(第55回、第56回、第57回、第58回、第59回)
理学療法士国家試験合格者数・合格率の推移
理学療法士国家試験の合格率はおおむね80%前後で推移しており、前回(第59回)は過去5年間で最も高い合格率を記録しました。
前回(第59回)の試験結果
前回の第59回理学療法士国家試験の結果は以下のとおりです。
受験者数(名) | 合格者数(名) | 合格率 | |
全体 | 12,629 | 11,282 | 89.3% |
新卒 | 11,408 | 10,869 | 95.3% |
既卒 | 1,221 | 413 | 33.8% |
理学療法士国家試験の合格率は、新卒者が95%以上である一方、既卒者は約34%と大きな差があります。例年の合格率は約80%前後で、専門の養成施設で必要な知識を習得した受験者が多いため、比較的高い傾向にあります。合格者数は9,000人~10,000人程度で、受験者数は2010年頃から11,000人前後で推移しています。
理学療法士国家試験の難易度
理学療法士国家試験の合格率は80%前後ですが、難易度が低いわけではありません。養成施設でカリキュラムをしっかり学び、継続的に勉強すれば約8割が合格しますが、足切り点があるため、最低限の点数確保が必要です。特に実地問題が合否に大きく影響するため、バランスよく解答できる実力が求められます。現役生の合格率は高いものの、既卒生は低くなっています。一度不合格になると働きながら再挑戦することが一般的ですが、卒業時の学力を維持し続けることが難しくなります。試験に合格するためには、学び続けることが重要です。
5.理学療法士国家試験の試験科目と出題傾向
前述のとおり、理学療法士国家試験は、一般問題及び実地問題に分けて出題されます。試験科目は以下のとおりです。
筆記試験
一般問題(理学療法士・作業療法士共通問題)
解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む)、臨床医学大要(人間発達学を含む)、理学療法
実地問題(理学療法士専門問題)
運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む)、理学療法
口述試験・実技試験
口述試験および実技試験は、重度の視力障害者を対象に実施され、筆記試験の実地問題に代わって、以下の5科目が出題されます。
運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む)、理学療法
一般問題と実地問題の違い
それぞれの問題の詳細について見ていきましょう。
一般問題の特徴
理学療法以外の科目は作業療法士の国家試験と共通の科目になっており、専門職として知っておくべきである一般的で基礎的な医療知識が問われます。例えば「心臓の機能や解剖」「筋の支配神経」「身体の免疫機能」などについての問題が出題されています。
理学療法の科目に関しては専門科目とも言われ、理学療法士としての専門知識を問われる問題が出題されます。理学療法の科目は基礎理学療法学、理学療法評価学、理学療法治療学、地域理学療法学、臨床実習の5つの内容に分類でき、それぞれの内容から満遍なく問題が出題されます。
例えば「正しい関節可動域の測定方法」「理学療法プログラムの内容」「物理療法の適応と禁忌」などが該当します。理学療法評価学(関節可動域測定や徒手筋力テストについて)、理学療法治療学(物理療法、運動療法について)の出題頻度は高いと言えるので、おさえておくと良いでしょう。
実地問題の特徴
一般問題とは異なり、知識のみでなく思考力も問われる問題になっています。例えば、具体的な症例の現病歴がイラストやX線写真、検査結果などと併せて提示され、適切な理学療法プログラムや病態の選択などを求める問題などが出題されます。
一つの科目のみならず、複数の科目の知識を組み合わせなければ解決できない問題も多いため、幅広く複合的な知識が必要になってきます。
1問3点と配点比率も大きく、実地問題に関しては40問中の3割程度(12問)は正答していなければ不合格となってしまうため、しっかり対策をする必要があるでしょう。
時事問題
毎年出題基準に基づき、社会情勢や医療業界の課題に関連した時事問題が含まれることがあります。そのため、受験科目の知識だけでなく、医療業界で注目される話題にも対応できる準備が必要です。
不適切問題数とは?
試験終了後、合格発表の際に「不適切問題数」が公表されることがあります。不適切問題とは、正解が複数存在する可能性がある問題や、明確な解答を導き出せない問題のことです。
試験後の自己採点で解答が不明な問題があった場合、それが不適切問題に該当している可能性があります。その場合、全員に加点されるか、問題自体が得点対象から除外されることで、最終的な得点が調整される仕組みです。ただし、不適切問題が出題されない年もあります。
6.現役PTが解説!効率的な試験対策
4年制の養成校では、3年後期から4年前期にかけて実習が行われるため、国家試験が迫る中で実習と試験対策を両立する必要があります。
日頃から計画的に学習を進めておき、実習が終わった後に本格的な国試対策に取り組むことが重要です。国家試験経験者かつ有資格者である筆者の経験も含め、効率的に学習を進めるためのコツを紹介します。
厚生労働省の過去問を活用
厚生労働省は過去の試験内容と解答を公開しており、養成校で学んだ知識がどのように出題されるかの傾向を掴むことができます。これを活用することで、試験の出題傾向を理解し、効率的な対策が可能です。さらに、問題数を把握できるため、受験時の回答ペースを確認するのにも役立ちます。
(出典:第59回理学療法士国家試験、第59回作業療法士国家試験の問題および正答について)
一般問題の勉強方法
まずは過去問を一通り眺めてみてどのような問題が出されるのか把握します。現在の知識で解けるもの、解けないものに分類すると自分の得意分野と苦手分野が分かってくると思うので、できるだけたくさんの過去問にあたってみましょう。
得意と苦手の傾向がわかったら、苦手なところを中心に問題を解いていきましょう。間違えたところは解説を読みながら要点をまとめていきます。問題集や参考書は解答の解説がしっかりしているものを選ぶのが良いと思います。 大切なのは解答を暗記するのではなく、一つ一つの問題の選択肢を見たときになぜ間違いなのか、正解なのかが理解できるようになることです。自分自身でしっかり説明できるくらいに解説を読みこみましょう。間違えた問題の解説は読むだけではなく、ノートにまとめた方が整理しやすいという人もいますので、自分に合った勉強方法を早めに見つけましょう。
実地問題の勉強方法
実地問題もまずは傾向を知るために過去問を見てみましょう。問題数はそれほど多くないため、過去5年分くらい遡ってみるとどういった問題が出題されやすいか分かってくると思います。
特に専門科目の問題は出題頻度が高く、関節可動域測定や徒手筋力テストの検査方法、症例に合わせた治療法の選択、また評価結果の解釈などはしっかりおさえておくと良いでしょう。
時々、一般問題と実地問題のどちらかに重点を置いて勉強をしようとする人がいるようですが、どちらも重要ですので一方に絞るのは大変危険です。どうしても時間がない場合は、両方に重なる分野の理解を深めることに重点を置き、両方の問題に対応できる力をつけましょう。
苦手と感じている人が多い科目の勉強方法
一般問題・実地問題ともに、臨床実習で活用できるような科目については比較的頭に残っていることが多いと思います。私の印象ですが、小児の理学療法や発達、各種計算問題(METsや力学モーメント)や精神障害と臨床医学などの内容は苦手な学生が多く、勉強に時間を割く必要があった記憶があります。
苦手分野についてはたくさんの問題集や参考書に手を出すよりも、同じものを何周もする方が頭に入りやすいこともあるので、個人的にはおすすめです。
最近ではアプリやSNS、ブログなどで国家試験の対策が発信されていることも目にします。苦手と思っている人が多い分、それに応じて対策方法が多く紹介されている可能性もあるので、そのような情報を活用するのも選択肢の一つかと思います。
今回紹介したのはほんの勉強法の一例ですので、自分に適した方法を見つけるために色々な勉強を試してみるのも良いでしょう。勉強をたくさんしたから国試に受かるということはないですが、早めに始めると対策も立てやすいので、計画的に勉強を進めていった方が良いでしょう。
国試対策アプリやサイトの活用
国家試験対策には、スマホアプリの活用が効果的です。アプリを使えば、移動中やすきま時間に効率よく学習でき、間違えた問題を繰り返し解く機能や正解率の確認も可能です。iPhoneやAndroidで「理学療法士 試験」などと検索すれば、無料でダウンロードできるアプリが多数見つかります。また、アプリ以外にも有志が作成した問題サイトなどもあり、気軽に勉強を進めることができます。
7.合格後の免許申請手続き
合格後は免許申請手続きを行い、厚生労働省が管理する理学療法士名簿に登録されることで、初めて有資格者としての業務を行うことができます。免許証が手元に届くまで時間がかかるため、合格後は速やかに申請手続きを進めましょう。
免許申請から受け取りまでの手順
申請手続きのおおよその流れは以下のとおりです。
- 合格発表:厚生労働省HPの「資格・試験情報」に、受験地と受験番号が掲載され発表。
- 合格証書(はがき)到着
- 理学療法士免許の申請:必要書類を所在地の管轄する保健所に提出(一部の県は県庁)
- 理学療法士名簿に登録:申請書類が審査され、厚生労働省が管理する名簿に登録される。登録済証明書を添付した場合は、本人宛に郵送で交付される。
- 理学療法士免許証の交付・到着:名簿登録から2~3ヶ月後に、厚労省が免許証を発行し、都道府県庁(保健所)経由を経由して免許証が手元に届く。
申請書類の提出先と受付時間
申請書類の提出先は住所地を管轄する保健所です。一部の保健所は受付窓口となっていない場合があるため、各都道府県のサイトをご確認ください。受付時間は、保健所(一部の県は県庁)の業務時間内です。
提出書類
【必須書類】
- 免許申請書(指定様式)
- 診断書(発行日から1ヶ月以内のもの(指定様式)
- 住民票の写しまたは戸籍抄(謄)本(発行日から6ヶ月以内のもの)
- 収入印紙 9,000円(申請書内に添付)
※外国籍や過去に罰金刑以上の刑に処せられたことのある者については別途提出書類が必要(詳しくは厚生労働省のサイトを参照)
【登録済証明書の発行を希望する場合のみ必要】
- 登録済証明書用はがき(所定の様式)
- 所定料金の切手(速達を希望する場合は速達分の切手)
理学療法士の免許証が手元に届くまでには2~3ヶ月かかります。その間、就職先から免許の提示を求められる場合は、「登録済証明書」を提出することで対応可能です。就職先で必要かどうかを事前に確認しておきましょう。なお、免許登録申請後に証明書の発行を希望しても対応できない場合があるため注意が必要です。「登録済証明書」を希望する際には、「登録済証明書用はがき」が必要になるため、申請時に忘れずに持参してください。
試験に関する問い合わせ先
理学療法士国家試験運営本部事務所
〒135-0063 東京都江東区有明3丁目6番11号 TFTビル東館7階
電話番号:03-5579-6903
8.合格発表前に就職先の検討も
実習先でそのまま就職する場合もありますが、書類の提出などが必要となります。また、合格発表前に資格取得予定として働ける施設も多いため、事前にその選択肢を検討しておくと良いでしょう。
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応募書類の準備を進めておく
履歴書は必ず必要なため、準備しておくことが重要です。施設ごとに異なる自由記述欄を除けばその他の内容は共通しているため、その部分だけでもフォーマット化しておくと時間を節約できます。自由記述欄は希望する施設によって異なるため、就職先が決まったら、事前にしっかりと調査しておくことが大切です。
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9.まとめ
今回は理学療法士(PT)の国家試験について受験方法や試験内容、勉強方法などについて紹介させていただきました。
国家試験は養成校での勉強や大変な実習を乗り越えた先にあるいわば最後の関門、プレッシャーを感じる学生も多いと思います。
まずはどのような問題が出題されるかを知ることから初めて、早め早めに対策を立てていきましょう。取り掛かりが早いに越したことはないです。苦手な分野は一つ一つ潰していき、解るまで何度も復習をしましょう。
勉強すればするほど不安になることもあるかと思いますが、身につけた知識は国家試験に合格するためだけでなく、PTとして仕事を始めた時に何より役に立つはずです。将来の自分や患者様のためにも自信を持って頑張ってみてください!
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3月は職場が次年度の人員調整を行う時期です。国家試験の合格発表後に求人を出す病院や介護施設もあり、好条件の募集が再度出ることや、採用がスムーズに進むケースもあります。PTOT人材バンクでは最新の求人情報をお届けしておりますので、ご希望の方はぜひご相談ください。
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