
機能訓練指導員への道に進みたいと考えた際、どのような学校に行けばいいのか迷うのではないでしょうか?そもそも学校に行く必要ってあるの?試験は難しい?さまざまな疑問があるかと思います。今回は、そんな機能訓練指導員になるために必要なことや学校の選び方についてご紹介します。進路選択の参考にしてください。
機能訓練指導員になるための専門学校は「ない」
結論から言うと、タイトルの通り機能訓練指導員になるための専門学校は「ありません」。そもそも機能訓練指導員とは、特別養護老人ホームやデイサービスといった介護施設や事業所などで、対象者の状態に合わせて機能訓練を行い、身体機能の回復に努める職業であり、介護保険法によって定められている職種のひとつです。
注意していただきたいのが、機能訓練指導員という資格があるわけではなく、看護師または准看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師、鍼灸師のいずれかの資格を持つことで、機能訓練指導員として働くことができます。資格そのものを新たに取得するわけではないため、機能訓練指導員になるための専門学校がないという訳です。
機能訓練指導員になるための試験も「ない」
気になる試験ですが、機能訓練指導員という資格が存在するわけではないため、機能訓練指導員になるための試験も「ない」ということになります。しかし機能訓練指導員になるためには、7つの資格のいずれかを所持している必要があるため、前述の7つの資格の試験のいずれかには合格する必要があります。
機能訓練指導員になるために必要なこと
ここまで機能訓練指導員になるための学校や試験が存在しないということをお伝えしてきたため、じゃあ7つのうちの資格のどれかを持っていたら機能訓練指導員に簡単になれるの?と思った方もいらっしゃるかと思います。
しかし、機能訓練指導員に絶対に必要なことがあります。それは「責任をもって対象者一人ひとりと向き合うこと」です。これは機能訓練指導員に限らずどの職種でも当てはまることではありますが、特に機能訓練指導員にはこの点が重要です。機能訓練指導員は、介護施設や事業所などで機能訓練を行います。身体機能の回復に努める職業ですが、一言で身体機能の回復といっても、その方法や手段はさまざまです。
対象者の状態が一人ひとり違うことはもちろんですが、性格、好み、これまでの生き方から、どのようなアプローチが効果的か、どういったリハビリ、レクリエーションが適切か日々検討する必要があります。
対象者としっかりと向き合うことのできる人でなければ難しい職業です。やりがいも大きく、ニーズも高い職業ですので、自分にその資質、覚悟があるという方にはぜひお勧めしたい職業です。
【資格別】学校の選び方
機能訓練指導員になるためには、7つのうちの資格のどれかを取得している必要があるとお伝えしました。以下、資格別に学校の選び方の目安をお伝えします。学校選択の参考にしてくださいね。
看護師または准看護師
学校に通う期間が准看護師は2年、看護師は3年以上という違いがあります。准看護師のほうが資格取得までの期間が短く、費用も低めで、働きながら資格を取得できるという特徴があります。
准看護師と看護師に「業務の範囲」の差はありませんが、看護師は自らの判断により、看護を提供できるという特徴があります。ご自身のライフスタイルや今後のキャリアなどを考えながら、学校を決めると良いでしょう。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士
大学、短大、専門学校か、指定の養成施設で3年以上学ぶことが必要です。大学のみ4年の履修が必要ですが、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士といったコメディカル職種は医療技術系学部に所属していることが多く、大学では専門の他に幅広い医療知識や一般教養を学ぶことができます。
また、夜間部を設置している学校もあります。医療職に限った話ではありませんが、大学卒のほうがお給料は高い職場もありますので、自分の興味、またライフスタイルや目指す働き方に合った学校を選ぶようにしましょう。
あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師、柔道整復師
大学、短大、専門学校か、指定の養成施設、盲学校(特別支援学校)などで3年以上学ぶことが必要です。気をつけていただきたいのが、あん摩マッサージ指圧師の学校・養成施設は全国で20校程度しかなく、自分の住まいの近くに学校がないこともあります。
またあん摩マッサージ指圧師養成校には、はり師ときゅう師の受験資格を同時に取得できるカリキュラムを提供している学校もあり、これらの学校に入学するとあん摩マッサージ指圧師、鍼灸師を同時に取得することができます。詳しくは各学校のホームページを参照してください。
おすすめのPTOTST求人
訪問看護ステーションPLUS
| ●理学療法士(PT) |
| ●【月給】270,000円-355,000円 [内訳] 基本給:250,000円-330,000円 ※試用期間(6ヶ月)中の労働条件:期間中は月給250,000円-(基本給10,000円減)、その他待遇の変更なし 賞与:2ヶ月 年2回 昇給:年1回 退職金:有り 勤続2年以上で対象 社会保険:雇用保険;労災保険;厚生年金;健康保険 |
| ●岡山県 岡山市東区 |
| ●年間休日110日以上!利用者の増加に伴う増員募集です。直行直帰相談可能で、残業もほとんどなく働きやすい職場です。担当制になるので、日曜日固定休みにすることもできます。子育て理解のある事業所で、お子様がいらっしゃるセラピストの在籍もございます。 |
いずみ記念病院
| ●理学療法士(PT) |
| ●▼常勤 【月給】260,000円- ※ご経験を考慮させていただきます。 賞与:2ヶ月 年2回 昇給:年1回 キャリアラダー制度の評価による 住宅手当:有り 交通費手当:有り [上限]30,000円 退職金:有り [条件]勤続3年以上 社会保険:雇用保険;労災保険;厚生年金;健康保険 |
| ●東京都 足立区 |
| ●・急性期、回復期、外来、通所リハビリテーション、訪問リハビリテーションと、一貫したリハビリテーションサービスを経験できる環境が整っています。ご自身のキャリアプランに合わせて、幅広い疾患や病期への対応力を高めることが可能です。 ・先進的かつ専門性の高いリハビリテーション治療に注力しており、大学病院と連携してNEURO?(脳卒中後の手指の麻痺治療法)の導入や自動車運転再開支援にも取り組んでいます。 ・教育体制が充実しており、入職後はオリエンテーションや院内見学から始まり、プリセプター制度も導入。学会発表への支援や、大学病院などとの強い連携による外部研修への積極的な派遣を行っており、病院が必要と判断すれば研修は勤務扱いとなります。 |
訪問看護ステーションPLUS
| ●作業療法士(OT) |
| ●【月給】270,000円-355,000円 [内訳] 基本給:250,000円-330,000円 ※試用期間(6ヶ月)中の労働条件:期間中は月給250,000円-(基本給10,000円減)、その他待遇の変更なし 賞与:2ヶ月 年2回 昇給:年1回 退職金:有り 勤続2年以上で対象 社会保険:雇用保険;労災保険;厚生年金;健康保険 |
| ●岡山県 岡山市東区 |
| ●年間休日110日以上!利用者の増加に伴う増員募集です。直行直帰相談可能で、残業もほとんどなく働きやすい職場です。担当制になるので、日曜日固定休みにすることもできます。子育て理解のある事業所で、お子様がいらっしゃるセラピストの在籍もございます。 |
訪問看護ステーションPLUS
| ●言語聴覚士(ST) |
| ●【月給】270,000円-355,000円 [内訳] 基本給:250,000円-330,000円 ※試用期間(6ヶ月)中の労働条件:期間中は月給250,000円-(基本給10,000円減)、その他待遇の変更なし 賞与:2ヶ月 年2回 昇給:年1回 退職金:有り 勤続2年以上で対象 社会保険:雇用保険;労災保険;厚生年金;健康保険 |
| ●岡山県 岡山市東区 |
| ●年間休日110日以上!利用者の増加に伴う増員募集です。直行直帰相談可能で、残業もほとんどなく働きやすい職場です。担当制になるので、日曜日固定休みにすることもできます。子育て理解のある事業所で、お子様がいらっしゃるセラピストの在籍もございます。 |

