理学療法士として就職するとき、必要になるのが面接試験です。苦手だと感じる人も多いかもしれませんが、事前にしっかりと準備しておけば攻略できる課題です。この記事では、理学療法士の面接に必要な準備・よくある質問と失敗例について解説します。

理学療法士の面接に必要な準備

面接では、受け答え以前に大切になるポイントがいくつかあります。以下についてしっかりと準備しておくことが、面接官によい印象を与え、落ち着いて面接を受けられることにつながります。

応募先の情報収集

まずは応募する施設について、理念や特徴をしっかりと把握する必要があります。施設側は、「他ではないうちで、方針にコミットし、長く働いてくれる理学療法士」を求めています。そのため、施設の特徴や理念を理解した上で、それと自分のやりたいこと・できることが一致しているから応募したという動機を整えることが重要なのです。

施設のホームページを熟読し、可能であれば見学を申し入れるなどして、できるだけ多くの情報を集めましょう。PTOT人材バンクでは常に最新の求人・転職情報を提供しておりますので、こちらもぜひ参考してみてください。

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よい履歴書の作成

面接は、履歴書に沿って行われます。それどころか、履歴書のできが悪ければその時点で不採用となり、面接にこぎつけられない場合さえあります。そのため、よい履歴書を作成することが大切になります。

よい履歴書とは、記載上のルールが守られており、志望動機やキャリアが明確にわかるものです。指定されたフォーマットの履歴書に、基本的な書き方のルールを確認しながら丁寧に記載しましょう。書き損じた場合は、修正テープなどは使わず、書き直します。

志望動機には、その施設に魅力を感じた理由・やりたいことや貢献できることは何かを具体的に記述します。また、これまでのキャリアの中で得られた経験やスキルについてもアピールできるとよいでしょう。

履歴書を作成したら、誤字脱字や項目名と食い違った記述がないかを複数回確認し、手元にコピーを残して内容を頭に入れておきます。

基本的なマナーの確認

面接では、第一印象が合否に影響する場合があります。そのため、基本的なマナーを守って面接官の印象をよくすることが大切になります。遅刻や忘れ物をしない・身だしなみを整える・はっきりと挨拶をする・敬語を使う・姿勢を正し腕や足を組まないなどを心掛けましょう。

理学療法士の面接でよく聞かれること

理学療法士に限らず、面接でよく聞かれることには共通点がありますので、以下にご紹介します。事前に答える内容を練習しておきましょう。ただし、丸暗記した回答を述べるのではなく、その場に応じて話せるように準備しておくことが大切です。

それには、これまでを振り返り、自分自身の長所や短所、仕事に対する希望、これまでの経験で得たことなどを書き出してまとめておくとよいでしょう。また、「最後に何か聞いておきたいことは?」と逆質問された場合には、仕事の内容について確認することで熱意をアピールすることをおすすめします。

自己紹介・自己PR

  • 自己紹介をお願いします。
  • 長所と短所を教えてください。
  • 強みやアピールポイントは何ですか。

志望動機

  • 志望した理由を教えてください。
  • 入職したらどんな風に働きたいですか。
  • あなたの強みは入職後どのように役立つと思いますか。
  • 理学療法をする上で大切なことは何だと考えていますか。

経歴やキャリアプラン

  • これまでの経験の中でどのようなスキルを身につけましたか。
  • 仕事をする上で経験した成功談や失敗談を教えてください。
  • 現在の職場を退職する理由について教えてください。
  • どのようなキャリアプランを希望していますか。
  • 将来的にやりたい仕事や達成したい目標はありますか。

人間性や価値観

  • 休日はどのように過ごしていますか。
  • どのようなときにストレスを感じますか。またどのように解消しますか。
  • 仕事以外で熱中できることはありますか。
  • 最近気になったニュースは何ですか。

理学療法士が面接で起こしがちな失敗例

面接官は、「すぐに辞めそう」「力を発揮できなさそう」「トラブルを起こしそう」な理学療法士を見極めて、そのような方は採用を避けたいと考えています。そのために以下のようなポイントに注目しているので、失敗がないように注意しましょう。

  • 挨拶をしない、または声が小さくて聞こえない
  • 貧乏ゆすりをしたりキョロキョロしたりして落ち着きがない
  • 目を合わせて話ができない
  • 質問に的外れな返答をする
  • 用意してきた答えを一本調子で話す
  • やりたい理学療法について語れない
  • どの施設にも当てはまるような抽象的な志望動機を述べる
  • 待遇のよさを志望動機にする
  • 退職や転職の理由がネガティブ
  • 成功体験や自己アピールが多すぎる
  • 仕事内容や待遇への希望が多い

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