MIMURA（言語聴覚士兼ウェブライター）

MIMURA（言語聴覚士兼ウェブライター）

言語聴覚士１２年。専門学校卒業後、総合病院で小児、成人、高齢者を対象に幅広く言語聴覚療法に携わってきました。

リハビリテーション病院では、失語症、構音障害、嚥下障害患を中心に回復期リハの専門性を高め、デイサービスで生活期の患者様のケアを行ってきました。その中で、高齢者の難聴が放置されがちである現状に問題意識を持ち、現在は補聴器販売店に勤務し、認定補聴器技能者の取得を目指しつつ、オンラインリハにて成人に対する言語療法を継続しています。

また、言語聴覚士として培った経験を活かし、ウェブライターとして活動中です。まだまだライターとしての経験は浅いですが、これからも文章を使って自分の想いや理想を実現していきたいと考えています。

『「リハビリ＝頑張ること」ではならない』という思いを胸に、障害を持ちながらでも暮らしやすい社会を模索しています。

SNS

Twitter：@MimuraST

保有資格

・言語聴覚士

略歴

経歴詳細

2006年に専門学校を卒業後、言語聴覚士(ST)として総合病院に就職し、急性期・回復期・外来・訪問リハなどの様々な業務を担当しました。

具体的には、急性期ではＩＣＵ・脳外科を中心に言語・嚥下の評価と訓練を行い、リスク管理や脳血管障害に対する疾患の知識を得ました。回復期では、ＳＴの責任者として病棟運営に携わり、リハビリ専門医・理学療法士・作業療法士・医療ソーシャルワーカー・看護師など共に業務改善に尽力しました。

様々な業務に携わることで好奇心は満たされていたましたが、徐々にSTとして提供するリハビリの専門性を高めたいとの思いが強くなり、2011年に回復期リハビリテーション専門病院へ転職しました。

転職先では、失語症、構音障害、音声障害、嚥下障害、高次脳機能障害のリハビリテーションを経験豊富なSTの先輩と共に深く学ぶことができました。

特に、復職や新規就労などを希望する若い失語症者への支援や、重度嚥下障害患者様のリハビリを耳鼻科医・リハビリ専門医と共に試行錯誤するなど、STとして専門的に患者様を支援する素晴らしい経験ができました。

ライフイベントにより一旦は離職しましたが、2019年から失語症などの言語障害を持つ方のために開設されたデイサービスで非常勤として勤務しました。。

グループリハ、個別評価（言語機能、嚥下機能）を担当し、在宅患者様を長期的に支援する安定した人間関係の中で、笑顔あふれる日々を送ることができました。

３つの職場で失語や構音、嚥下障害の患者様の支援に関わることができた一方で、高齢者の難聴が放置されている現状に問題意識を持つようになりました。

コロナ禍で小さい子どもを抱えながら働く難しさを実感していたところ、オンラインリハビリと補聴器販売店での非常勤の求人に出会い転職を決めました。

オンラインリハビリはzoomを利用した自費の言語リハ（失語症・構音障害）で、コロナ禍でも安心してリハビリを提供でる上、遠方の患者さまの支援もできるなど、今後の発展性を感じています。

補聴器販売店では、地域密着型の店舗としてじっくりとお客様に向き合い、認定補聴器技能者の取得を目指しながら、ゆったりと楽しく働いています。

様々な場所でコミュニケーション障害を持つ方々と関わる中で、利用者さんの暮らしの満足度には、障害の重症度よりも、ご家族や友人との関係、趣味、経済状況や社会参加の実現状況が大きな影響を持つことを実感しています。まずは自分が住む地域が障害を持ちながらも暮らしやすくなるよう模索する日々です。

ライター経歴

もともと、毎日10件以上のカルテ記入、家族会資料作成、学会発表など、文章を書き読み手に伝わるように工夫する機会は多く、そうした業務は好きだったため、2021年2月からランサーズにてウェブライターとしての活動を本格スタートしました。

言語聴覚士としての毎日はとても充実していましたが、約12年のキャリアの中で慣れのようなものも感じており、新たに挑戦したいという思いから未経験のライターにチャレンジしています。

ウェブライターとしての活動は始めたばかりで実績は少ないですが、これまで子供向けオンライン英会話の体験談や英語学習に関するブログ、ママさん向けのブログを担当しています。書く文章も1,000文字～4,000文字と様々で、常に新しい発見があります。

ありがたいことに、クライアントからはお褒めの言葉をいただくことが多く、継続したお付き合いにつながり、少しずつ自信もついてきました。

まだまだひよっこライターですが、最近はどんどんのめり込んでおり、ST業務逆転させ将来的にはライター業務をメインにしていきたいと考えています。