成約者様の情報

- 大阪府 理学療法士
- 20代 女性、独身
転職のきっかけ
求職者様は、新卒で病院に入職された5年目の理学療法士です。
主に脳血管、整形領域に従事されていましたが、廃用領域のご経験もお持ちです。
元々急性期に興味があったものの、実際に急性期で働いてみると、病院内の慌しさに翻弄され、ご自身の性格には合わないと感じられていました。
しかし、急性期の経験を積んでいきたいという気持ちを捨てきれず、病院以外で急性期の経験を活かせる職場への転職を検討されていました。
ご希望条件と背景
【ご登録時のご状況】
◆転職時期は未定、検討はしているが急いではいない
◆情報収集が目的で、PTOT人材バンクにご登録いただいた
◆転職先に合わせて、当時お住まいの地域から引越しを検討
【求職者様のご希望条件】
◆急性期の経験が活かせそうな訪問リハビリに行きたい
◆職場の立地条件に強くこだわりたい
求職者様は、年収よりも職場の立地と住む環境にこだわっていらっしゃいました。
当時のお住まいは前職近郊の繁華街に近く騒がしいため、落ち着いたエリアへの転職とそれに伴うお引越しもご検討されていました。
また、訪問リハビリに就業中のご友人が「一人ですべてを行う訪問リハビリでは、急性期の経験や知識も必要」とお話されていたことから、「訪問リハビリであれば自分の理想とするケアができる」とお考えになられ、訪問リハビリへの転職に興味をお持ちでした。
提案から入職までの経緯
【ご提案した事業所の特徴】
◆周辺の街の雰囲気が落ち着いた立地
◆スタッフの雰囲気が求職者様と合う訪問リハビリ
◆1人のご利用者様に対してしっかりとしたチーム医療を行っている
◆経験値の高いリハビリ職の先輩に指導を仰げる環境が整っている
当初は落ち着いたベッドダウンにある訪問リハビリに興味をお持ちでした。しかし、その職場は開設からあまり時間が経っておらず、教育体制が整っていない状況でした。
そこで担当キャリアパートナーが、求職者様のお人柄を鑑み、相性が良いと思われる別の訪問リハビリステーション様も合わせてご見学されることをおすすめしました。
見学時には、一人ひとりの利用者様について、リハビリ職同士やナースとリハ職が密に情報交換を行っている職場環境を目にされ、訪問リハビリでもチーム医療が行われていることを実感していただきました。
また、ベテランのリハビリ職の方が身近にいることで、しっかりとした教育体制が整っていることも決め手となり、ご入職となりました。

担当者の視点
求職者様には「まずは情報収集から」というお気持ちがありましたため、応募や面接などの具体的な転職のお話はせず、定期的に求人情報をお送りするようにいたしました。
求職者様のご意向を最優先に考え、ご入職を前提とした面接をいきなりご提案するのではなく、ご興味のある職場を一つひとつ見学していただきました。
その結果、病院のご経験しかない求職者様に、訪問リハビリの雰囲気を肌で感じていただくことができたと思います。
また、担当キャリアパートナーとお話いただくことがご負担にならないよう、求職者様のご都合に合わせた連絡方法や時間に配慮し、お仕事終わりのお時間をいただき、求職者様にとって一息つける、有意義な時間になるよう努めました。
ここがポイント
ご状況やご意向に合わせたスケジュールをご提案しています。
一般的に見学と面接は同じ日に行う方が、求職者にとって有利だといわれています。理由は「内定が早く出る」「見学だけでは分からない具体的な雇用条件が面接で提示される」場合が多いためです。
雰囲気が良くても、実際にもらえる給与が分からなければ検討のしようがありません。
また、見学した職場を気に入ったとしても、面接を決心するまでの間に他の方の採用が決まり、募集を締め切ってしまうというケースがあるからです。
一方で、誰でも転職は慎重に考えたいと思うものですし、いきなり面接ということに抵抗を感じる方もいらっしゃいます。そのため、PTOT人材バンクでは、求職者様のご意向を鑑み、転職支援のプロとして無理のない最適なスケジュールをご提案しています。
じっくりと検討したい方や色々な職場を比較しながら吟味していきたい方も、安心してご相談ください。
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