年齢を気にせずにスキルアップを目指したい！精神科から訪問看護へ-千葉県の作業療法士(OT)の転職成功事例-

Hさんは10年以上同じ法人内の精神科病棟に勤務されており、職場でも頼りにされる大ベテラン。人間関係も良好で全くご不満はない状況でしたが、ご年齢も考え、健康でいるうちに以前よりご興味を抱いていた発達障害の方への就労支援や訪問など未経験の分野にチャレンジしたいとお考えになられました。

【登録時情報】
◆まだご在職中で、退職の申し出などもされていらっしゃいませんでした。
◆一緒に働いていらっしゃったOTの方がやっと独り立ちできるようになったため、このタイミングで転職をしなければとお考えでした。

【求職者様のご希望条件】
◆発達障害を持っている方を対象とする事業所（アウトリーチ、訪問、デイケア、就労支援など）
◆ご家庭もあるので車か公共交通機関で家から通えるところ。
◆ずっと続けている三味線の習い事のため土日休みのところ

もともとご結婚してからずっと主婦をされていたHさん。旦那様の海外赴任時に海外で発達障害に関わることのできるＯＴの存在を知り、40歳でOTの世界に入られました。ずっと同じ法人にて精神科に携わってこられ、ご転職を考えたことはなかったそうですが、50歳を向かえた年に、「このままでいいのか」と思われました。そんなときにＯＴになるきっかけになった発達障害に関わることのできる転職先や、未経験の分野を改めて探してみようと思われました。

【提案した事業所の特徴】
◆母体がしっかりしている訪問看護ステーション
◆年収は200万円ほど下がる
◆年齢層が近いスタッフが多い

【転職先への決め手】
◆自宅から近い
◆訪問が未経験の方でも研修・フォロー体制が整っている
◆自分の経験が生かせる患者様が多い

はじめは発達障害に関わる求人をお探ししておりましたが、なかなか希少な求人で募集自体がなく、ご自宅から近い距離で通勤のできる、ご家庭の両立を求められているHさんにマッチした求人は見つかりませんでした。そこで途中から「（未経験である）訪問のお仕事でスキルアップをしたい」というご希望に変更され、1件面接にご案内しましたが、ご年齢と即戦力度が評価されず、不採用となってしまいました。しかし、こまめにご連絡をいただき、県内で多数の営業所をお持ちの訪問看護ステーションの面接へ臨み、その熱心なお人柄と管理職をされていたスキルを評価され、見事内定をいただきました。
残念ながら第一希望であった発達傷害の患者様は対象の事業所ではありませんでしたが、家庭の両立をしながらも、同世代のスタッフと一緒に新しい勉強ができるという利点からこちらの事業所へ即ご入職をお決めになりました。