成約者様の情報
- 大阪府 言語聴覚士
- 40代 男性、独身 ご両親と同居
転職のきっかけ
一般企業にお勤めされていたY.Sさんは、ご両親の介護をきっかけに、言語聴覚士に転身されました。
資格取得後、複数の病院や施設に勤務されましたが、仕事にやりがいは感じるものの、スタッフ感の人間関係になじめず、どれも短期で退職し転職を繰り返してきた経歴があります。
前職では非常勤で働いていらっしゃいましたが、女性の上司からのパワハラにあい、最終的には稼働日を減らされてしまいました。
経済的に生活が立ち行かなくなってしまったため、常勤でしっかりと働ける職場を探していらっしゃいました。
ご希望条件と背景
[ご登録時のご状況]
◆言語聴覚士としての経験は3年未満
◆住み慣れたエリアから、遠く離れた他県に引っ越したばかりで土地勘がない
◆お母様の介護をされている
◆医療介護業界独特の文化になじめず自信をなくされている
◆社会人時代に営業職をされていたためコミュニケーションに長けている
◆ご利用者様からの評判は良く、クレームをいただいたことがない
[求職者様のご希望条件]
◆常勤で400万円以上
◆お母様の介護のため、自宅から近く通勤しやすい
◆教育体制がしっかりしており経験を積める
◆男性の言語聴覚士のみが所属していると望ましい
収入が激減してしまっている状況で、すぐにでも、しっかりとした給与を得ることができる職場への転職を希望されていました。
しかし、Y.Sさんは、前職までのご経験から、医療介護業界の業務体制や、人事評価のあり方に疑問を強く感じられていました。
そのため、求人票を見ても、なかなか応募に踏み切ることができないというご状況でした。
提案から入職までの経緯
[ご提案した事業所の特徴]
◆Y.Sさんのご自宅近隣エリア
◆リハ職の人数が多く、オープンな雰囲気
◆研修制度がしっかりしているため、経験を問わない
◆組織規模が大きく、学べる環境が整っている
Y.Sさんのご希望条件に合った求人を複数ご提案させていただきました。
年齢や経験年数などの問題に付け加え、言語聴覚士として1年以上勤めた職場がないということで、面接していただける職場も少ない状態でした。
その中でも、ある病院の採用責任者の方が、ご自身の社会人経験からY.Sさんの心情に深いご理解を示してくださいました。
また、Y.Sさんの社会人経験を活かしたご利用者様との係わり方などを、高く評価して下さったため、「是非に！」という形でご入職となりました。
担当者の視点
[サポートさせていただいた主なポイント]
◆面接でチェックされるポイントや、Y.Sさんの良さ引き出す方法。
◆社会人経験者としてのスキルを、活かせる職場の見極めるポイント
◆文化の違う職場で、人間関係を良好に保つ方法
Y.Sさんの場合、社会人経験があるからこそ、医療介護業界の文化になじめなかったという経緯があります。入職した先々で職場のアラばかりに目が行き、不満を上司に訴えてしまったことで、人間関係を悪化させてしまっていました。
そこで、担当キャリアパートナーが、社会人経験のあるY.Sさんに採用側が期待しているポイントをお知らせし、人生経験のある大人としての職場内での立ち振る舞いなどについて、アドバイスさせていただきました。
社会人経験者だからこそ期待されているということや、その活かし方が明確になったことで、Y.Sさんが自信を取り戻し、本来の明るく穏やかなお人柄や、接遇スキルの高さを発揮することが出来たため、ご入職となりました。
ここがポイント
社会人経験があるからこそ活躍できる求人もご紹介します。
一度、社会に出てから資格を取得し、リハ職に転職された方も多くいらっしゃいます。
今回、Y.Sさんにアドバイスさせていただいた、医療介護業界の採用ご担当者様が、社会人経験者に期待するポイントを記載させていただきますので、参考にしてください。
[社会人経験者だからこそ、求められるポイント]
◆色々なことに対して柔軟に対応できる寛容さ
◆一般常識を持った社会人としての姿勢
◆新しいことを学び、チャレンジしていく意欲と姿勢
◆営業職経験者であれば、接遇スキルやコミュニケーション能力の高さ
社会人経験があると、どうしても同世代の有資格者より、資格職としての経験が浅くなってしまいます。
しかしリハ職は、社会人としての経験の豊かさが、資格職としての経験年数の少なさを十分にカバーできる職種でもあります。
PT/OT人材バンクは、社会人経験のある方や、経験年数の浅い方にも、ご活躍いただける職場をご紹介させていただいております。
