リハビリ職の職務経歴書の書き方
職務経歴書は
読みやすさが大事
今までの経験やスキルなどを、伝えようとするあまり、まとまりのない職務経歴書にならないように心がけましょう。ここでは、採用者が読みたくなる職務経歴書のコツをご紹介しています!
なぜ、職務経歴書が必要なの?
あなたの代わりに、
あなたをプレゼンテーション
職務経歴書は、履歴書や面接では伝えきれない、仕事に対する意欲や志望動機、具体的な経験を、あなたに代わってプレゼンテーションする書類です。
また、必ずしも面接官に人事の決定権があるとは限りません。実際の採用の現場では、その上司や関連部署の責任者が、面接官から渡された求職者の履歴書-職務経歴書に、目を通し、採決の判断をする場合があります。
職務経歴書は、「直接会ったことのない人物に、自分のことを説明してくれる」という重要な役割を担うものなのです。
面接対策にもなる!
自分の経歴を振り返る大切な時間
職務経歴書を作るには、今までの自分のキャリアや人生を振り返るという作業が必要不可欠です。その作業の中で、就業中には気が付かなかった過去の経験が活きた場面や、今まで自分では気が付かかった短所などが見えてくるものです。
そのような、自分でも気が付きもしなかった事柄に向き合い、自分の中で整理することそのものが、面接の質疑応答の対策にもなります。
職務経歴書を作るという時間を持つこということは、自分自身を知り、将来を考えるという意味でも大切な時間となります。
書き方の基本
用紙と書式 ※パソコンを推奨します
- 【用紙】
- A4縦の白無地の横書き
- 【枚数】
- 1~2枚。長くても3枚以内に押さえる。
- 【文字】
-
- タイトルや見出しは太字や◆、【】、下線などを使ってメリハリを利かせる
- 文章の文字サイズはそろえ、左寄せに整える
文章の形式
- 1つの文章は短く端的に
- 接続詞などを多用した長文にしない
- 経歴部分は体言止めが基本
- 自己PRはですます調。
年号の表記
- 西暦と和暦を混在させない。
- 履歴書と職務経歴書も年号表記は同じものを使う。
資格名・施設形態・専門用語は正確に!
× PT
○ 理学療法士
× 老健
○ 介護老人保健施設
× 訪問リハ
○ 訪問リハビリ等
守秘義務について
- 守秘義務のある個人名や名称は書かない
× **町に独居している小川幸一さんのリハビリ中に~
○ 担当エリアに独居されている男性のリハビリ中に~
経歴のまとめ方
順番について
古いものから時系列でまとめる。
勤務先について
施設形態 / 病床数 / 従業員数 / 施設名 / 所属していた期間
※必ずHPやパンフレットで誤りがないか確認
※施設名は法人名も正しく記載
昇格や異動について
異動 / 昇格 / 配属
所属-役職
部下や、1日当たりの利用者の人数、組織の規模なども記載。
職務内容-仕事内容
誰を対象に、何をしたかを簡潔にまとめます。
特別な経験について
特殊な業務や経験などをピックアップします。
特筆するべき経験
- 新人教育経験
- 研修や発表会などの参加
- 新病棟や部門のオープニング
失敗経験
- 失敗した経験を、その後の業務にどのように活かしてきたか。
- ミスや、失敗をどのように解決したか
役職、新人教育、委員会等
- 正式名称で記載。
最後に
書いたらもう一度読み直し、修正点があれば改善する。

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